< 2001.8,4 >   真夏の釣り場探求行


大関 章の OUTDOORS REPORT
       ・・・快晴・・・  

酷暑のつづく一日 まだ良く把握の出来ていない
釣り場を 駆け足で探って来ました。


コーヒーを手にしながら 釣友と語りあって居た
先ほどは 姿を見せなかったアブが耳元に・・・
身支度をする頃には 無数のアブに取り囲まれ
無防備の手足を チクリ  チクリ。

「 えーい うっとうしぞ・・。」
「 チョット 早いんでないの・・。」
と 相棒の恨み言。

アブの大群を引き連れ そのまま初めての渓へ
降りる 流れは連日の酷暑に水位も低く 
おまけに 前日の釣師の足跡が無数に・・・
かなりすれているだろう相手を意識して
ポイントの後方より 気配を殺してのアタックに
白い谷に同化した 真っ白い岩魚が舞う

竿抜けの泡下から 順調に7〜9寸程の物を
引きずり出し 魚篭代りのカラビナ一杯になった
ところで アブに追われて 退散 退散・・・。

初めて立っ流れ

白い岩魚
下流域のやまめを狙おうと 渓沿いに車をとばす 山岳部を抜け一気に一面の田園地帯へ飛び出す
しかし 下流部はどこも渇水で水温も高く 試し釣りにも掛かって来るのは うぐいばかり
移動をつづけ 何とか8寸程のやまめを数本釣り 残りの予定は下見に専念とする。


源流の渓相
二箇所の渓を 竿も出さずに見て周り 
今日最後の谷へ しかし林道中ほどで
全面通行止めの看板 少し思案の後
工事作業員へお願いし 抜けさせて
貰うことに 下流部では 水位も低く
とても釣にはならないと見たのです
取水堰からは 水量もまずまずとなり
岩魚には 最適のポイントがつづいて来ます

この渓でも 今回は大型の魚は出ません
今日の渓の状態では あまり多くを望む事は
出来ないだろうと諦め 谷を下ります

それにしても ここでも周りは アブ アブ

「 えーい うっとうしぞ・・・。」

              oozeki